Lion(ライオン)、見てみました。
たまには見るんですよ、洋画も(笑)
すっげー久しぶりですけども。
インド、という地方に興味があって、死ぬまでに行ってみたい土地、ベスト5に入るところです。
ちなみに、1位は断トツ、韓国だったわけですけども、もうそれはかなえたので、これまた断トツ2位のスペインにもいつか行ってみたいですね。
まぁ、それはさておいて、サルー少年のながーい旅(というか、遭難?)を追う前半は、なかなか胸の痛むお話でした。カルカッタで児童収容所のようなところに入れられるまで、ほんと苦難の連続だった、まぁ奇跡的によく生きたもんです。このサルー少年がかわいいの。
これノンフィクションということですから、実在する人物がおられるということなんですかね。
Google earthを使って云々というくだりはそうそう簡単ではないのでしょうけども、見つけたその瞬間はほんとうに心が震えたことでしょうね。
惜しむらくは、彼が本当の家族と出会い、その後、どのように彼は過ごしたのか、少しでもよいのでそこまで描いて欲しかったなぁ。彼の心の傷はいやされたのか、彼はそのあとどのように生きたのか、ここまで生きてきた彼だからこそ、おっと、まだ存命中なのか、そりゃそうだ。Google earthなんて最近の話なんだし。今まさに、その人生を生きてらっしゃるのね。
ふーむ(・_・;
オーストラリアのパパ、ママの生き方もなかなか出来ることじゃないけども、どうして、子供を産めるのに生まないという選択肢をチョイスしたのかは、そこももう少し掘り下げて欲しかったなぁ。あの二人がどうして、あのような歩みを選んだのかは、サルーにとっても大きいことだったわけで。でなければ、今頃まで収容所にたいのかもしれないし。
ルーシーとのいちゃいちゃシーンとかいいからさ(笑)、十分、感動作品なんだし、いいんだけども、もう少し長くてもいいから、いろいろ掘り下げて欲しいところはあったなぁと思ってしまった作品でした。