ちょっと忘れてたけど、とっくに視聴し終わってたので、
復活のラストの2話。すらすらとラストに向かって見た記憶があります。このドラマはほんとに衝撃的な面白さがありました。
しかし、オム・テウンの新作?『魔王』をちらっとみましたが、少しがっかりでした。彼、復活以降、そんなに良い役に恵まれてないようですねぇ。本人はすごく頑張ってらっしゃるように思いますが、魔王はちょっと韓国で不人気だったのが分かります。全体的にトーンが暗すぎて。。。
(以下ネタばれありです)
実の母がミン・スヨンであることを知り、母の行方を捜していた詐欺師のパク・ヒスは、ことがばれてしまう前に出国しろという、ハウンの指示を受け入れられずにいた。そして、一週間の猶予をもらって自分で探し続けます。
おいおい、ゆーこと聞いてさっさと海外逃亡しろよー!
なぜ?いや、なんかここまでの話のすじからして、良くないことがまた最後に起こりそうな気がしまして…
実の母が、スヨンということは、つまりイ・テジュンに息子な、わけで。つまりガンジュとは血のつながりが…いやぁなんか、そこまで分かると、最後にドロドロした展開になりそうで、なんかドキドキします、パク・ヒスが出てくるたびに。ほんま後半のキーマンやわぁ。
で、ですね、もうほとんど真相に行きついてしまった、"よくできた娘"ガンジュ(ソ・イヒョン)は、父にスティーブン・リーの招待はパク・ヒスといいます。
そんで、タイミングよくほんもののスティーブン・リーが現れて、おいおい、俺ってだまされたんかいなー!!みたいな。J&Cのチョン・サングク会長もだまされて会社の大金を払い込んでしまったことを知り倒れてしまいます。。。
そう、ついにきたこのイ・テジュンとチョン・サングクへの復讐の成就。大きなツケが今になってこの二人におも〜くのしかかったのです。
そして、ついに真相を完全に解明したハウンは、カン・インチョルと直接対峙します。そして、過去の全ての悪事を彼の前に話します。それでも、居直るカン・インチョル、善人が善人とは限らないものです、でも悪事はいつか明らかにされる日がきます。
前半から中盤であれだけ悪役として猛威?をふるったチェ・ドンチャン(写真の左手前の影が彼)でしたが、パク・サンチョルに捕まり、あえなくジ・エンド。ハウンの指示で自首してその悪事を全て警察へと話し出ることになってしまいます。。。。
この辺りも、最後まで悪役らしい、といえば、悪役らしかったですが。やはり名脇役がよいドラマには必要ですね。
そして、もう1人の名脇役。シンヒョク母イファは、ハウンから、妹のシニョンを連れて、カン・インチョルのいるこの屋敷から離れるように言われます。
最初は受け入れ難かったものの、イファは、ウナ(ハン・ジミン)との話や、いろいろなことから、自分の前夫のユ・ゴナの殺害に、今の夫であるカン・インチョルが関わっていたと知ってしまいます。
許すことの出来ない自分の愛した夫の敵である、カン・インチョルの子(シニョン)を産んでしまったこと、そして、そのことでハウンをどれだけ苦しめたか、許し難いこの愚かな母を許して欲しい、とさえ口にすることもできず、空港でハウンと分かれる時のイファ、ほんとに悲しく、切ないシーンでした(ToT)/~~~
チョン・サングクは倒れ、イ・デジュンは、パク・ヒスにも再開します。しかし、息子にうれしいはずなのに、すごく悲しいといわれ、娘のガンジュには罪を追求され、その罪の意識のあまりに漢河(ハンガン)に身を投げ命を絶ってしまいます。
また、カン・インチョルもまた、チェ・ドンチャンがつかまり、イファとシニョンも自分の元を去ったことを知り、自ら自室で頭を銃で撃ち自殺してしまいます。。。
そして、自らの父をだまし、陥れてしまったことを知ったパク・ヒスの怒りの矛先は、なんとハウンに向けられてしまいます。なんでぇー( ̄□ ̄;)//もう、このままハッピーエンドでええのにぃ。。。
ウナと少し分かれてハウンが公園の芝生に1人いるところへ、パク・ヒスがやってきて一突き。。。倒れこむハウン、遠くなる意識のなか、刺さるナイフの柄の指紋を服でふき取ります、パク・ヒスに罪がかからないように、どこまでお前は優しいやつなんだぁー!
ウナ(ハン・ジミン)が帰ってきて、血だらけのハウンを見て絶叫ー!オッパー!!死なないでぇー!!!
もう、ハウン(オム・テウン)が死んだと思って、僕も号泣してしまいました。ドラマ制作者の作戦にまんまとかかってしまいました。もう、こんな最後ないわーって。。。
最後も報われないのかって。。。
でも、ですね、生きてたみたいですハウン。はぁ、良かった。
入院した病院でもさされた相手の名前をしゃべろうともせず、ヒスのことを黙りつづけたそうな、そして、キズがある程度いえたある日、突然別途から姿を消したんだそうな…
今のままの自分では、復讐に燃える自分をもう一度リセットするための旅に彼はでます。
また、戻ってくるに違いない、戻ってくるまで待とうと心に決めるウナ、そしてそれを静かに見つめるガンジュ。。。
そして最後のシーン。
田舎道を旅して1人歩くハウン、果たして彼の旅は終わり、ウナの元へ帰ってくる日はくるのでしょうか、いやくるでしょうねぇ。このドラマを見た、ほとんどの人がハウンがまた戻ってきて、ウナと共に幸せに過ごすことができると思ったんじゃないでしょうか。
人は、悪いこともしても、それをリセットすることが出来ます。もちろん、この世での罪は法律のもとに償うべきものですが、ココロにおいて、それは神様にごめんなさいといえば許されます。このドラマの最初に出てきたイム・デシクも教会に行って祈ってましたね。そのココロの姿勢をみて神様はすべての罪を許してくださったでしょう。むしろ、ごめんといえないほうが罪です。強情ほど、罪深いものはありませんね。。。
ハウンは、またリセットしたはずです。僕はそう信じたいですね。
このドラマに出会えて感謝。うちの家族は全員、見事にはまりましたね。
また、次もいいドラマに出会えればと願います。